凡人でも化学で高得点をとるには?-大前提編-
目次
―はじめに―
どうも、投稿者のBonです。
早速ですが皆さん、特に現役生の方は 化学を得点源にしたい! と常々思っているのではないのでしょうか?
しかし、実際に化学を得点源にできる受験生(特に現役生)というのはそう多くはありません。
今回は化学を得点源にしたい人に知っておいてほしい2つの大前提について書いていこうと思います。
大前提1 ―化学は努力教科!―
そもそも努力教科って何?という話ですが、文字通り、努力が必要な教科です。
英語、社会、理科はだいたい努力教科という位置づけでいいでしょう。 裏を返すと、努力で追いつける教科ともいえます。
しかし、相対的に勉強時間が少なくなる現役生が浪人生にかなり勝ちにくい教科であるともいえます。 しかしここで諦めてはいけません。
今から地道に努力をし続ければゴリゴリに勉強している浪人生に追いつくことは不可能ではありません。
じゃあどうやって勉強を進めようか…となりますよね。
いくら努力しろといってもがむしゃらに勉強したのでは何年努力しても化学の成績は上がりません。
ここで皆さんに知ってほしいのは2つめの大前提、化学の問題は3パターンにわけられるということです。
大前提2 ―化学の問題は3パターン!?―
これはマジです。 パターン別に解説します。
パターン1:知識問題
はい、知らないと解けないやつです。
化学が努力教科である理由の大半がこの手の問題です。
パターン2:思考問題
大抵材料が与えられて、そこから考える問題です。
逆に使う知識が与えられていないあるいは少ない問題は難問です。
大抵化学の試験時間が足りなくなる原因はこいつです。
パターン3:計算問題
単純な数値計算のほかに文字式のように計算を進める問題があります。
これは計算力というよりも、演習回数で解けるかどうかが変わってきます。
なお結構な確率で難問が混ざりがちなので解けなくても問題ないときも多いです。
意外とこの3パターンを意識していない人が多いんですよね。
あと当たり前っちゃ当たり前ですけど、この3パターンが混ざっている場合もあります。
―2つの大前提から考える化学の問題を解くための基礎勉強法―
みなさんもうお気づきかもしれませんが、実はパターン2、3も1のように知識が100パーセントではありませんがある程度必要な場合が多いです。
これこそが化学が努力教科である理由でありやっかいなところです。
であれば、まず皆さんがすべきことはたった一つ
教科書の暗記事項を全部覚えるレベル(目安としては学校配布の問題集の知識問題を9割以上解けるくらい)で暗記を徹底しろ!!
これにつきます。
高校だとなぜか知らないですが暗記を嫌悪する傾向があります。
(実際僕もそうでした)
みんなやりたくないと思います。
ですが、本当に差がつく勉強とはみんながやりたがらないが大切なことをやりきることです。
皆さんのライバルである優れた人たちはすぐに覚えてしまいますが、凡人にはそうはいきません。
何回も何回もコツコツコツコツ積み上げていくのです。
積み上げ方はシンプル、教科書を読みましょう。そして得た知識のアウトプットをしましょう。
えぇ、教科書?と皆さん思うかもしれませんが、落ち着いてください。
入試問題ってすごくむずいけど“大学受験は教科書範囲の知識で解ける問題しか出ない”んですよ。
つまり、教科書は化学の入試問題をとくのに必要最低限の知識が全部詰まってるんですよ。 そう考えると教科書って最強のインプット教材だと思いませんか?
アウトプットには何を使っても基本変わらないと思いますが、何度も周回するならアプリがおすすめです。
僕が現役時アウトプット用に使っていたアプリを紹介します。
インプットは教科書がベストだと思っていますが、アウトプットはアプリでやるのもありだと思っています。
これで暇さえあればどこでも化学の勉強ができますね!
うれしいですね!!!
ちなみに勉強ペースについては個人的にですが夏休み終わるまでには高3生は有機化学の内容をある程度把握して高分子にちょっと触れている位まで進んでいるといいのかなと思います。
とにかく後半に習う無機有機高分子は知識がものをいうので触れるのは早いほうが絶対にいいです。
と、まず皆さんに知ってほしかった化学の勉強の大前提とそれを踏まえての化学の問題を解く上での土台作りのための勉強法については以上です。
次回は大前提2の話を踏まえて共通テスト、そして2次試験の対策についての勉強法について書いていきたいと思います。
是非お見逃しなく!