凡人が解説する高校化学

凡人でも化学で高得点をとるには?-二次試験編-

―はじめに―

どうも、投稿者のBonです。

今回はかなり気合いを入れて二次試験対策について書いていこうと思います。

一応レベル帯としては、旧帝から中堅国公立までを想定しておきます。

私立校に関しては、投稿者自身諸々の事情で国公立しか受けていないためなんともいえませんがそれでも必要になってくることは書いていくつもりです。

このレベル帯を目指す上で、意識してほしいこと、学習の進め方を書いていきます。

前々回、前回からの続きになるので、これらを読んでいない方は是非先に読んでからこの記事を読んでもらったほうがわかりやすいと思います、一度でもいいので読んでみてください...

 

bonjinscience.hatenablog.com

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―肝心なのは知識運用力―

これは前回書いたのでもう皆さんわかっていると思いますが本当にこれが肝心です。何よりも先につける力だと思います。

特に旧帝や上位国公立高を受ける方は特に意識してください。

このレベル帯ではもう典型問題、ちょっとひねった知識問題程度では差がつかないため、ほぼ確実に皆さんの知らないような化合物、式、理論のいずれかは出ます。

ここで知識運用力を試してくるわけです。

当然ここで大きな差がつくため、二次試験化学で命運を分けるのは知識運用力と言っても過言ではないわけです。

―知識運用力をつけるためには?―

大きく分けて2つのステップをクリアしなくてはなりません。

ステップ1―確実な知識の習得―

これはシンプルです。全部覚えてください。

そのための努力を惜しんでは二次試験化学に立ち向かえません。

前々回の記事で紹介したアプリなども駆使してできるだけ多くそして完璧に単語、化合物は覚えてください。

ステップ2―問題を解く―

ただ教科書レベルの問題集を機械的に解くだけでは当然いけません。入試問題を解いてみてください。

おすすめは学校で配布されていると思いますが、化学の重要問題集がおすすめです。

 

ここで大事なのは1つ1つの問題の正解不正解ではなく、自分が答えを出すためにどのように考えたかです。

極論、計算が合うようになるのは結構終盤の12月とかで問題ないんです。

大切なのは、答えに至るまでに正しい知識を使い、正解へと続く道に乗れたかどうかなのです。

結果(答え)重視ではなく、過程を重視してみてください。

なぜなら知識運用力が真に発揮されるのは答えを合わせる段階ではなく、答えを求める過程にあるからです。

とにかく問題を解く上で自分が今どのような知識を使って、どのような道筋をたどっているかということを意識しながら問題を解いてみてください。

これだけでかなり十分な知識運用力を身につけることができるはずです。

有機、高分子はマジで落とすな!―

これやらかすと化学が原因で落ちるランキング(個人的に)第一位です。

これを完答あるいは、8割以上に抑えられるかどうかで化学の得点力というのは大きく変わってきます。

断言できます。有機、高分子を制する現役生ほど強いものはいないと。

有機、高分子を得点する方法

こればっかりはいろいろな問題に触れるしかありません。逆に問題に触れまくるだけでかなりの力がつきます。

おすすめは京大の問題です。

スタンダードなものからかなりハイレベルなものまでそろっているのでいいです。(断言)

ちなみに25カ年とかやればわかると思いますが、有機、高分子の問題はかなり複雑化が進んでいます。

ですが、やることは難しい問題も簡単な問題も基本的には変わらないのでとにかく問題演習をこなしていきましょう。

あっ、まさか知識問題で落とす人はいませんよね??????

暗記も忘れずにほぼ毎日頑張りましょう。

―基礎固めは秋の模試までに!―

次いで感がありますが、一応。

 

化学の勉強においては、勉強法もそうですが対策の早さも非常に重要です。

 

基礎固めが早めに終わっていないと秋の模試ラッシュでの弱点発見という王道の戦略がとれなくなってしまうので秋までには基礎固めを終えて問題演習に入れるようにしましょう。

―最後に―

2次試験対策と共テ対策を別々に考えている人が多くいますが、それは違います。先述したとおり、共テも二次も問われている能力は同じです。

あなたがやっている勉強は化学です。

どの対策をしていても共通する要素は必ず存在しています。

そこを意識して取り組むようにしましょう。

次回のテーマは未定ですが、やるとしたら模試の利用法か共テ解説でもしようかなと思っています。